Medal Case for Olympic Games Tokyo 2020
- Tokyo 2020

一見シンプルな形でありながら、「収める」「携帯する」「飾る」という3つの機能を備え、細部まで日本の美意識が宿るメダルケース。北海道産のタモ材を使い、日の丸の円形、伝統色である藍色を採用し、 ディスプレイ時のメダルの文字の見え方や、手触り、開け閉めの心地よさや音まで、日本の職人が、ひとつひとつ、こだわりぬいて作られています。
人口4,606人(当時)の北海道網走郡津別町にある、1950年創業の山上木工。 その3代目社長となる山上裕一朗氏(当時35歳)と人生を懸けた一大プロジェクト。 世界に誇る、日本のデザインとクラフトを追求し、このメダルケースはオリンピック、パラリンピック共通のデザインに採用されました。
表面のエンブレムは、目で見ても美しく、 視覚に障害のあるアスリートも、手で触れて分かるように、 様々な加工技術を試行錯誤し理想的な質感をつくり上げています。





